2010/06/19

iPad購入2週間

 勉強のために買ったiPadだが、外には持ち歩いていない。
 通信がWi-Fiのみで外でネット使いにくいから、とも言える。でも最大の理由は、重いからだ。シリコンカバーつけて700グラム強は、パソコンだと思えば軽いが携帯端末だと思えば重すぎて話にならない。
 ただ、家で無線LANで使う分にはかなりいい感じ。パソコンのようなOS起動時間・復帰時間がいらなくて、ちょっとウェブ見たいときなんか本当に便利だ。

 ここ数日、2歳に満たない息子がうちで一番のヘビーユーザーになってる。Youtubeのアイコンを押すことを覚え、鉄道愛好家の方々がアップしてる私鉄の動画を見まくっている。iPhoneだと小さくて難しかったようだが。
 子供でも、特定のアイコンを押す、という程度までは直感的に操作できている。

 電気製品が成熟すると、内部でどんな技術が働いているかとか、機械の知識がなくても普通に使えるようになる。テレビや冷蔵庫がそうであるように。
 iPadは大きなiPhoneで、技術的な進化は目立たない。だけど、サイズを大きくしただけのことが、利用者の裾野を格段に広げたのは事実。イノベーションは必ずしも技術的進化だけでもたらされるわけじゃない、その見本だ。

 ある媒体によれば、iPadの重さの半分は液晶周りなのだとか。マスコミ的に「スレート型」「板状」と称しているこの手の端末は、今後各メーカーが製品開発する中で軽量化が進めば、特定のデジタル製品購入層以外も買うようになると思う。

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